2010年11月

2010年11月26日


PlanetLabに関する研究をしていたので、紹介してみる。
公式サイトはこちら
大学とか企業からPCを出し合って、みんなで使える実験環境を作るプロジェクトであり、テストベッドです。

OSは専用のもの(Fedoraベース)がインストールされているので、広義のPaaS。
ただし利用するPCは自分で選ぶので、クラウドらしさはない。
規模としては、現在1138台が提供されていて、参加している組織の数は520です。

用途とか


広域に分散配置されたPCが使える点が特徴です。
日本-アメリカ間のスループットを計測してみるとかトラフィックを計測して自分の学校以外の傾向を見てみるといったことが出来ます。

またPlanetLabノード自体はインターネットに直接繋がっています。
なのでPlanetLabとは何の関係もない、インターネット上の他のホストと通信できます。
「実験環境なのに外と繋がっていていいの?」とか思うんですけど、そうなっているんだから仕方ない。
なので既存のサービスを利用しつつ実験したり、βテスト的にサービスを公開する場として使うことが出来ます。
たまに間違えてDDoSまがいなこともしちゃいます。てへっ☆

利用方法


最初に言っておく!
PlanetLabを使えるのは、PCを提供している組織の人間だけだ!

\(^o^)/
ちなみにうちは提供している組織の人間です(

とまあちょっと敷居が高いので、マシンを提供しなくてもお試しで使えるPlanetLabといったプロジェクトもあります。
・・・昔はPlanetLab Japanがそうだったんですが、今はもう参加組織だけに閉じちゃっているのかな。

ちなみに参加組織の人間であれば、こんな感じになります。

  1. フォームに沿ってアカウントを申請する
  2. 自分の組織のPlanetLab管理者にメールが行くので承認を待つ
  3. 承認後、アカウントが発行される
  4. 発行されたアカウントでPlanetLabのWebサイトにログインする
  5. SSHの公開鍵を登録する
  6. 秘密鍵を使いSSHでログインする
  7. 実験開始


出来ないこと


PlanetLabのPCは、インターネットに接続している前提で、複数人が同時に利用する可能性があります。
勝手にIPアドレスとかを変えられると突然使えなくなるので、実験者がIPアドレスの変更などを行えないようになっています。
このあたりは実はVServerの仮想マシンが割り当てられているからとか、実装上の理由や仕組みもあるのですが今回は割愛します。
同じような理由で、root権限が必要な操作は原則できません。

コンセプト


コンセプトとしては、新しいサービスの開発者と利用者の両方を支援しようということらしいです。
また設計思想としては、オーバレイ・インターネットとでも言うべきな概念があります。
インターネット自身はそのままで、新しいインターネットを覆い被せて作ろうとか
インターネットに新しい機能を追加していこうとか。

まとめ


とりあえず今回は概要だけです。
実装等については次回以降書きます。

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テストベッド | PlanetLab

2010年11月25日

振り向かないことさ

またまた割と一般人向けの内容です。
twitter経由とかだとGeekが見に来るはずなんだけどなぁ。まぁいい。

クラウド・・・それは最近よく聞く単語。
しかし明確な定義がなく、あやふやでした。
最初に聞いたときには
どのPCからサービスを利用しているかを、意識せずに使えるシステム。だそうで
既存のサービスって基本そうじゃね?という印象でした。

今はNISTでの定義が主流になっていて
こんな感じの分類ができてます。

■SaaS


Software As A Service.

クラウドって何?な話になったときには、
大抵SaaSの説明がされたりする/(^o^)\
そんな説明で大丈夫か?
特に会社説明会とかね。しかも何故か仮想化の話も出てくる。

SaaSだと実は新しくもなんともなくて
ASPなんて名前で昔からあったりする。
あと、GmailみたいなWebメールもこのカテゴリに入っていたりする。
えー、単なるWebベースのサービスじゃん。

ASPとはクライアントから、サーバ上にあるアプリケーションを利用するサービス。
サーバ上で実行するので、重たい処理とかをやらせても、クライアント側の負荷は小さくなります。
・・・と思っていたんだけどそれはアプリケーション次第です(

アクセスするクライアントが変わっていても、同じ設定でアプリケーションを利用できます。
ネットカフェとかで作業する場合には、地味に嬉しいポイントです。
企業などが使う場合は、ブースを変えてもPCを移動させずにそのまま昔の設定が使えます。

学校や企業のコンピュータ管理者からみると、
アップデートが楽という話もあります。
各PCにあるソフトウェアを1つ1つ更新するとなると、1000台とか管理してる人は発狂します。多分。
SaaSだとサーバ上で更新するだけなので、1回で済みます。
SaaS用のサーバを冗長化してると増えますが、クライアント全部よりかは遥かに少ないでしょう。

他には、ソフトウェアを売る側としては不正コピーされないというだけでも大きなメリットではないでしょうか。
後、売るだけでおしまいじゃなくて、継続的に利用料を取れるところとか。

とまぁメリットは確かにあるんですけど、使う側としては実際にアプリケーションをリモート実行するだけだと微妙な印象しかありませんでした。
昔は回線が細かったのもありましたし。使うPC環境なんて1つでしたし。

今は、ネカフェとかから使うことも増えたので便利じゃないかなと思ったりする。
ネカフェじゃいつもの環境が使えなくて微妙なんですよねぇ。
まぁそんなヘビーユーザはネカフェなんか行かないわけですが。

そして便利なSaaSだとしても、キーボードのフィーリングが合わなくて使わないんだろうな、うん。

■PaaS


Plathome as a Service.

SaaSのOS版。インストール済みのOSがあって、それのアカウントを貰うような形のサービス。
OS自体は仮想化されていて、必要に応じて台数を増やしたり減らしたりできる。
Windows Serverなんかはある種のPaaSなんじゃないかな。

■HaaS・IaaS


Hardware as a Serviceとinfrastructure as a Service
両者にはっきりとした違いはないらしい。
インフラ屋さんとかに人気なのはこっち。
私が主に扱ってるのもこっち。
仮想化が絡むクラウドはこれ。

仮想化技術を使って、ハードウェア構成のレベルでサービスとして提供するもの。
ソフトウェアはもちろん、OSまで自分の好きなように設定できる。

■比較とか違いとか


基本的に下に行くほど、OSIモデル的に下位まで触れるようになります。
また下に行くほど、自由度が高まります。

■ビジネスモデル


SaaSだとアプリケーションの貸し出しみたいな商売ができます。
ではPaaSやIaaSだとどうなるというと、ホスティングやレンタルサーバみたいな使い方になります。

メリットとしては、必要なだけサーバを用意できるという点です。
物理的にサーバを用意する場合だと、多すぎる場合、少なすぎる場合が出てきます。
そうなるとお金がかかりすぎたり、追加分を借りられるまでサーバが足りなくなるなどの不都合が出てきます。

一方、クラウドだと使う分だけ借りればいいので、最適な量を取りやすくなります。
更に、使用状況に合せて借りることもできます。
例えば、ソーシャルゲーム(mixiアプリ等)なんかは、時間帯によってアクセス数に偏りがあるそうです。
休日の朝とか、平日の昼間とか、みんながアクセスする時間帯がありますからね。
で、そういう時だけ多く借りて、それ以外の時は少なく借りるという方式が取れるわけです。

■要するにこれが言いたかった


単なるSaaSの説明だけされても騙されないでください。

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クラウド 

2010年11月24日

注文していたWindows7がきちゃいましたー。うへへ。

今までは32bitなXPだったので64bitの世界を体験です(*'-')+

なのですが32bit→64bitなアップデートは出来ないようで、新規インストールです\(^o^)/
そりゃあまぁインストーラが64bitだとか、書き換えないファイルが32bitのままだと困るとか色々あるんでしょうね。

おまけにアップグレード版だとライセンス周りの手間もあります。
正しくアップグレードとしてインストールしないといけないそうで、新規でも2回インストールしないといけないそうです。
Win7 → Win7へのアップデートという扱いですね/(^o^)\

1回目:普通に新規インストール。プロダクトキーは入れない
2回目:アップグレードインストール。プロダクトキーを入れる

だそうです。

他にも、7だと動かないアプリがあるようで・・・/(^o^)\
こんな情報ページもあるので調べながら環境づくりしています。

↓以下、導入した物。

TeraPad


テキストエディタ。
メモ帳と同じ感じで使えます。

メモ帳だとサイズの大きなファイルを扱えないとか文字コードが違うと化けるとか、今一歩足りないのでTeraPadを使っています。
HTMLタグなどの色表示もしてくれます。
あとは、後述のTerapperのおかげで設定が楽というのも大きいです。

Terapper


TeraPadを呼び出すプログラム。
これをメモ帳の実行ファイルと置き換えて、メモ帳を無理やりTeraPadにしてしまうツール。
関連付けとかの設定もいらないし、関連付けだけじゃカバーできない部分でも、TeraPadで開けるから楽です。
例としてはHTMLのソース表示とかですね。
Chromeに乗り換えたからメモ帳の類で開くことはなくなりましたが

ちなみにWinXPだと保護機能でメモ帳のプログラムが書き換えられません/(^o^)\
変えても、すぐ元のメモ帳に戻されます。
なのでセーフモードにしてから変えるのですが、Win7だとそれもダメらしい・・・。

TrustedInstallerから許可をもらえとか言われる始末。
こ、これは新手の保護機能か・・・?!\(^o^)/
形としてはTrustedInstallerというユーザがいて、メモ帳の変更の権限はそいつしか持っていないという状態。
で、このTrustedInstallerは何かと言うと、Microsoftそのものみたいな位置づけらしい。

WindowsUpdateとか、MS側の操作でしか変更できないようにするための手段ということです。

対処法としては


  1. notepad.exeのプロパティを開く
  2. セキュリティ タブから詳細設定を開く
  3. 所有者タブから編集を選ぶ
  4. 自分のユーザ名が候補にあるのでそっちに変更
  5. プロパティを一旦閉じて再度開く
  6. セキュリティタブから編集を選ぶ
  7. 変更後のユーザの変更の許可にチェックを入れる
  8. notepad.exeをnotepad.exe.oldとかに名前変更
  9. Terapperをnotepad.exeとして保存


やり方を知っていれば、セーフモードで起動しなくていい分楽ですね。
ちなみにSystem32とかSysWOW64とかにあるnotepad.exeも、同じように変更する必要があります。

ちなみにこちらに載っていました。感謝感謝。

SGWatch


ストップウォッチ&タイマーツール。
なんの問題もなく動いた。大丈夫だ、問題ない。

ちなみに人の発表練習を見るときの時間チェックとか、自分の仕事時間チェックに使ってます。

KeyCtrl


キーボードのキーの割当を変えるツール。
動いたけどちょっと罠がある。

実行すると起動はしますが、キーの変更が反映されません。
実行するときは右クリックから、管理者として実行を選ぶ必要があります。

SmileDownloader


ニコニコ動画を保存するツール。
IEのメニューから呼び出して保存したりもできる。

ダメポ(´・ω・`)
IEだとDLできるとか言われてますが、DLし終わっていたらキャッシュコピーという形で出来るだけかなぁ・・・?
と思ったけどそうでもないみたい。
一応、IEだとメニューからダウンロードできました。

で、DLが開始されるまでがすごく・・・遅いです・・・
XPの時だったら失敗しているんだと思うくらい遅いです。
DLが開始されてからも、多少遅く感じます。
どちらにせよ待っていればいいので致命的ではないですが。

WinSCP


SCP/SFTPでファイルを転送するツール。
普通に動いた。
バックアップからサルベージしたものを使ってます。
インストーラ版だと動かないという報告もあるようです。

WinRAR


圧縮ファイルを扱うためのツール。
右クリックメニューとかから圧縮・解凍ができるようになる。
RAR・ZIP・7z・tar.gzなどなど、いろんな形式に対応。

64bit版があるようです。
とりあえずそれにした。

VLC Player


動画プレイヤー。
再生速度を最大4倍速にまであげられます。
他にはマルチキャストで配信・受信できたり。

動いた。特に問題ない。

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Windows 

2010年11月23日

17から東京に行っていて、先日帰ってきました。
内容はまたあとで書きますが、とりあえず出来事だけ。

17・18日


IIJのセミナーに行ってきました。
データセンターや分散システムなどなど、興味ある話を聞いてきました。

19日


OpenStackユーザ会カンファレンスに行っていました。
実は講師として行ってました

20日


ポケモンセンターで誕生日イベントがやってるので行ってきました

21日


誕生日でした。
カラオケに行って、誕生日特典のケーキもらってきました。

22日


夜行バスで石川に戻りました。
荷物の整理とかしてからまたイベントへ。
北陸クラウド勉強会に行ってきました。

23日


今日。
誕生日プレゼントってわけでもないですが
Windows7が先日届きました・・・・!
なのでインストールしてあれこれやってます(*'-')+

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日常 

2010年11月17日

当初のコンセプトとあまり関係ない記事が多いのは仕様です。

コンセプトに沿ってるけどたまにしか更新しないブログ より
関係ない記事も多いけどちゃんと更新するブログ の方がいいはず。

もちろん、コンセプトに沿った記事の量が同じ場合ですがね。
関係ない記事はある種のノイズであって
興味ない人にとってはいらない情報かもですが。

・・・落ち着いたら本題の記事書いていきます、すみません/(^o^)\
来週までゴタゴタしています。

■本題



私は大学院生なわけですが
世間一般に対して、輪をかけて特殊な環境にいるのではないかと思います。
まず、コンビニとかマクドナルドとかが
歩いていける範囲にないですしね。

それは単なる立地の話ですが
それ以外にも、大学院やうちの研究室独自の文化が結構あるんじゃないかと思います。


家に帰らない人がいる


切羽詰ると徹夜で作業したり
研究室に毛布を持ってきて仮眠で済ますというのはよくある光景です。

なのですが、何故か暇な時期でも
研究室で寝ている人を良く見かけます。
ちなみに家は目と鼻の先の距離にある・・・


年齢や世代を忘れる


毎日会ってる人の事なのに
年齢の相関を忘れることが良くあります。

先輩「OBの●●って、俺のいっこ下だっけ?」
私「私の一つ上だったからそうですね」
後輩「僕が入ったときにはもう卒業していますね」
先輩「入れ違いか。後輩はnanodayoのいくつ下だっけ?」
私「2つだったっけなぁ?」


学年を意識する機会もないし、
後輩の方が先に卒業することもあるので忘れがちです。

スーツを着るとコスプレ呼ばわりされる



学校なので、スーツを日常的に着る人は居ない。
事務の人とかは別ですけどね。
学生や教員は基本私服なので、スーツを着るのは珍しい。
なので着るとサラリーマンのコスプレ呼ばわりされます。

「ちょっとコスプレイベント行ってくる」

これは、就職活動に行く際の台詞である。


ガンダムなどのアニメ知識が一般教養扱いになる


ガンダムファンが多く、見てない作品があると
ちゃんと見ておけよと言われます。
しまいには「ガンダム見てない奴は修了できないよ」と言われる始末。
まったく、とんでもない先輩だ。

アニメの知識は修了要件には含まれないし
研究内容に関わることはまずないだろう。
よってこれは単なるジョークである。

ちなみに最近はとあるシリーズ、イカ娘、俺の妹がこんなに可愛いわけがないで同じようなデマが流れている。
これらの作品についても「見ないで修了した奴を見たことがない」と突込みどころ満載なデマが流れている。
全く、とんでもない先輩だな。私は。


敬称に「先生」を使う


「~さん」と同じノリで「~先生」と付ける。
なお、呼ばれてる人はタダの学生である。
そして何故か教員・教授がさん付けニックネームで呼ばれたりする。

ちなみに先生付けで呼ばれた場合は
「先生じゃねぇ」「先生ではありませんがなんでしょう」と返すのが通例。


会話の所々で専門用語が出てくる


「そこはコピペでいいよ」
「あのメールフォワーディングしといて」


これらのカタカナはPCを使った操作を表している。

しかしそういう単語が、明らかにPCを使わない作業でも使われている。

「このお茶フォワーディングしといて」
「あいつならブートエラーで来ないよ」
※ブートエラー=PCが起動に失敗すること。
※しかしここでは寝坊のことを指す。

ちなみにこの文化は、大学の時にもありました。
(学部は違う研究室だった。)
専門家にとっては、専門用語が解りやすい表現なのである。


会話の所々で英語が出てくる


企業では、英語力強化のために、社内で英語を使うところもありますよね。
しかしここでいう、出てくる英語には、そういう狙いは全く無い。
日本語で話しつつ、うまく言えないところを英語で言うのである。
上記の専門用語と同じように、日本語だと適切な表現が浮かばないけど、
英語だとしっくり来るモノがある場合によく見られる。




※なお、この記事はエンターテインメントであり、脚色が含まれます。
実際の人物や団体とは関係ないことにさせてください。

nanodayo at 07:24コメント(1)トラックバック(0) 
日常